リメイクはひどいと言われるのは本当か、映画「チャイルドプレイ」の初代と2019年版を見比べてみた感想をまとめます。
人形のチャッキーの顔が大幅に変更になったことがポイントで、初代のファンからすればもはや別物とも言えます。
果たして怖い映画として評価できるのか、ホラー好きが批評します。
※ネタバレを含みます。
ホラー人形映画の金字塔!チャイルドプレイの2019年リメイク版
怖い人形の映画といえば「チャイルドプレイ」が代表的ですが、シリーズ第1作目が公開された1988年から31年の時を経て2019年にリメイク版が公開されました。
チャイルドプレイは初代が大ヒットしたことで、その後シリーズものとしていくつも作品が公開されていますが、チャイルドプレイは作品を追うごとにコメディ色が強くなり、中にはひどいものもあります。
管理人
そのため私はダントツで初代を評価しています。本当に名作中の名作です。
そんなチャイルドプレイの初代とリメイク版をあらためて視聴し、どちらが面白いか、どちらが怖いのか比較してみました。
管理人
チャイルドプレイは初代と2019年リメイク版のあらすじはまったくの別物
初代チャイルドプレイのあらすじは、凶悪な殺人犯が死の直前でグッドガイ人形(チャッキー)に自身の魂を憑依させ、さらに人形の体から子供のアンディに魂を移すため襲うという話ですが、この設定が2019年のリメイク版では大きく変わります。
リメイク版では人形が工場生産される過程で従業員が労働に嫌気がさし、一体の人形の言語制限や暴力制限のリミッターをすべて外したことで人形が暴走する話になっています。
それによりチャッキーがアンディを狙う理由も大きく異なり、初代はあくまでアンディのみがターゲットであるのに対し、リメイク版はアンディの周りの人間を襲うことを目的とします(一応最後にアンディも襲いますが)
リメイク版はチャッキーがアンディに対して歪んだ友情を抱き、アンディが嫌いだと思った人間を容赦なく消していくのが怖いポイントになるでしょう。
それはそれで悪くないストーリーだとは思いますが、私としてはやはりアンディだけが執拗に狙われる初代のほうが恐怖を掻き立てられていると思います。
「チャッキーが来る!殺される!」と泣き叫びながら逃げ回るアンディ、必死に守ろうとする母親や刑事、巻き添えを食らって死亡する周りの人間…最高のストーリーです。
また、初代はチャッキーがしぶとい点もリメイク版と大きく異なる点です。リメイク版はラストに銃弾一発で倒れたのに対し、初代は丸焼きにされようが四肢が吹っ飛ばされようが首がなくなろうが、最後の最後までアンディを襲う執念さが素晴らしい!
ちなみに私が初代で一番好きなシーンは、チャッキーが暖炉で燃やされそうになったとき、凶悪な顔から穏やかな表情と声になって「ボクら友達だろ?」とアンディに命乞いするシーンです。
それでもアンディは「もう終わりだよ」と言いながら火を放ちますが、火だるまになっているときのチャッキーの叫び声もめちゃくちゃ好きです。
あらすじという点では圧倒的に初代に軍配が上がるでしょう。
管理人
リメイク版の評価できる点
初代とリメイク版では、すべてにおいて初代のほうが面白いと思いますが、リメイク版でも評価したい点はいくつかあります。
まず、リメイク版は初代よりもグロテスクな表現が多いという点。
特に母親の交際相手をチャッキーが襲ったシーンですが、その交際相手を嫌っていたアンディへのプレゼントとして、剥いだ頭部の皮をこっそり部屋に飾っておくのはかなり残虐で猟奇的でしょう。
初代にはそこまで残忍なシーンはありません。刃物で襲ったり噛みついたりするのがほとんどです。結構ハムハムするシーンが多いんですよね(笑)
他にも素晴らしいと感じたのが「歌」で、リメイク版では人形のテーマソングのようなものがあるのですが、作中ではよくその歌をチャッキーが歌います。
その歌が耳に残った状態で、なんとエンドロールでも流れるんですね!この演出は素晴らしかった。
BGMも消えてチャッキーの歌声だけが流れるエンドロールは、不気味に作り上げられていて感動しました。
チャッキーの顔が全然違う!?2019年リメイク版で大幅に変更された人形のデザイン
あらすじ以外にもやはり触れなくてはいけないのがチャッキーのデザインでしょう。
初めて見たときはあまりにも大幅な変更でびっくりしましたよ…
まずは1988年版と2019年版を見比べてみましょう。
管理人
2019年版は眉毛のラインがくっきりとし、目もアニメみたいにクリックリww
これには賛否あると思いますが…うーん、個人的にはやっぱり初代のほうが好きだな。てか10対0で初代だな。
リメイク版はより人間っぽくなってて気持ち悪い…
キレ顔というか人を襲うときの顔も比較してみましょう。
こちらはリメイク版も悪くありませんが、それでもやはり初代のほうが好きですね。
初代は目を赤くしたり髪の毛が逆立つようにさせなくても、十分怖さや不気味さを表現できていると思います。この表情で闊歩するシーンとか最高です。
また、デザインだけでなく人形の名称もグッドガイ人形からバディ人形という名称に変わりますが、作中の呼び名は同じで「チャッキー」とされています。
洋服のデザインについては横縞の服の上にオーバーオールで同じですね。
チャイルドプレイ2019年リメイク版の評価や口コミはそこまでひどくはない
リメイク版について世間の評価は、やはりチャッキーの顔が変わりすぎてひどいという声が多数を占めていましたが、「全体的には悪くなかった」という声もそれなりに見受けられました。
ホラーよりスプラッターに近いとの評価も多く、私も同様に感じたので、ホラー映画好きでもグロテスクな表現が苦手な人にはあまりおすすめできないでしょう。
あとはAIによる暴走より初代の呪い設定のほうが好きという人も結構いましたが、これに関しても同意です。
人工知能の暴走より、凶悪な殺人鬼が憑依している人形のほうが怖いと思いませんか?
人形のビジュアルと人間の狂気が相まったほうが作品としては面白い。黒魔術で魂を憑依させるのも好きだし、アンディの額に手を置いて呪文を唱える演出も好きです。
リメイクされた作品って結構叩かれることが多いのですが、チャイルドプレイは意外とそこまで叩かれることもなく、声優を務めたスターウォーズでおなじみのマーク・ハミルさんの演技も評価された作品でした。
まとめ
チャイルドプレイの初代と2019年リメイク版の両方を観て、あらすじや人形のデザインを比較してみましたが、やはり圧倒的に初代のほうが面白いと感じました。
チャッキーの怖さや不気味さ、ターゲットを狙う恐ろしいまでの執念、何度倒しても倒れない姿は、さすが名作と言われるだけあります。怖いのはAIよりもサイコパスな人間なんですよ。
リメイク版もオリジナルソングや初代にはないグロテスクな演出は良かったと思いますが、初代と比較してしまうと似ているようで似ていない別物かなと。
ただ決してつまらないわけではなく、リメイク版もこれはこれで良くできた作品で、チャッキーを倒した後にとある店舗の人形の目が一瞬赤く光るベタなオチ(終わったようで終わっていない的な)とか大好きです(笑)
総評としては、おすすめなのは圧倒的に初代ですが、リメイク版はリメイク版でそれなりに楽しめる作品だと思います。検索すると「ひどい」と出てきますが、そこまでひどくはありませんでした。
管理人
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