クチャラーに殺意が湧く件について、口を閉じても咀嚼音がするのはなぜ？
相手の咀嚼音を気にしない方法や、自分が注意されたときの治し方をご紹介します。
必要以上に大きい咀嚼音は、食事でもっとも相手を不快にさせるマナー違反です。
管理人
クチャラーに殺意！多くの人が不快になる食事でのマナー違反
食事のマナー違反の中でも特に相手を不快にさせるのが『クチャラー』です。「クチャクチャ」「ペチャペチャ」「ピチャピチャ」など、食べ物と唾液が混ざり合い、それを咀嚼する音が本当に気持ち悪くて殺意が湧きますよね。
SNSでクチャラーを調べると多くの人がこのようにつぶやいています。
今、バスで帰宅中なのですが
真後ろにクチャラーが居て
物凄く大変不愉快なのだが。
くちゃくちゃ・ぐちゃぐちゃ
口の中に何か住んでるのかな？？
マジで吐き気と寒気がするわ。
しかも、ドヤ顔でしちゃってる時点で
死刑決定で行きますかね。引用元：X
管理人
隣に座ってきた人がクチャラーだったので嫌すぎておいしいごはんを食べた気がしなかった
引用元：X
管理人
休憩室にクチャラーがいるよお
わざとかってくらいクチャクチャいうとるよお引用元：X
管理人
聞かされている方は食欲が失せるくらい不愉快ですが、当の本人はそれが癖になっているので無意識にクチャクチャと音を立てます。
さすがにクチャラーが原因で事件になったようなニュースは見たことがありませんが、タイトルにもしているとおり、多くの人がクチャラーに対して殺意が湧いているのです。
ASMRではなぜか人気のジャンル
クチャラーは基本的に不快な存在ですが、なぜかYouTubeなどにある『ASMR』では人気のジャンルです。
カメラの前でクッチャクッチャと音を立てながら飯やお菓子を食べますが、その再生回数は人気のYouTuberだと1,000万回を超えることも珍しくありません。
ちなみに私は人間が出す咀嚼音は誰であっても不快なので見ませんが…
管理人
猫
管理人
猫ちゃんが夢中になってご飯を食べている咀嚼音は可愛いので普通に見ます。
咀嚼音が許されるのは可愛い動物だけです。
クチャラーは口を閉じても咀嚼音がするのはなぜ？4つの原因
基本的に口を開けて食べる人に多いのがクチャラーですが、中には口を閉じているのに咀嚼音が聞こえてくるクチャラーもいます。
なぜ口を閉じても不快な咀嚼音が聞こえてしまうのか。主に4つの原因があげられます。
口に食べ物を詰め込みすぎている
食べ物を口に詰めすぎてしまうと完全には口を閉じて食べることができず、結局咀嚼したときの音が漏れています。
この口いっぱいにする食べ方はいわゆる『リス食い』と呼ばれるもので、これについては以下の記事でも解説しています。
口いっぱいに食べる「リス食い」はかわいい？女性と男性の心理や直し方について徹底解説！
リス食いもクチャラーと同じように癖になってしまっている人が多く、誰かに指摘してもらい意識的に改善しようと思わなければ治りません。
あごや舌を必要以上に大きく動かしすぎている
あごや舌を必要以上に動かして食べる人も咀嚼音が鳴りやすくなってしまいます。
口に入れた食べ物を舌で転がすようにしたり、大きくあごを動かすことでクチャクチャという音が出ます。
試しに少しオーバーにあごや舌を動かして食べてみてください。自分でも普段しないくらい音がしているのがわかると思います。
歯並びやあごの歪みなど噛み合わせが悪い
噛み合わせが原因で咀嚼音が漏れてしまうこともあります。
食べ方が悪いのではなく、歯並びやあごの歪み方が影響しているので、これは歯医者などで専門的な治療が必要となるケースです。
成人してからではなく子供のころの影響がそのまま大人になって現れるので、仮に自分が小さな子の親であれば、普段の生活から意識して見てあげるようにしましょう。
唾液の分泌量が多い
クチャラーの中には唾液の分泌量が多い人もいます。
これも本人の意思とは関係ないので気の毒といえば気の毒ですが、唾液がたくさん出ているとペチャペチャとした水分の多い音がしてしまいます。
唾液が多いことに関しては『唾液分泌過多症』という症状が考えられたり、人によってその原因は異なりますが、少しばかり唾液が多いくらいは本来良いことなのです。
中でも甘いものを食べた時、虫歯菌が歯を溶かそうと作った酸を中和してくれる機能はとても重要で、唾液が多い方は虫歯になりにくいと言えます。
引用元：唾液の驚くべき機能と効果とは
唾液のおかげで虫歯を予防できたり、抗菌作用でウイルスの侵入を防いだり、さまざまなメリットがあります。
そのため咀嚼音対策としては、唾液の量を減らそうと考えるのではなく、やはり食べ方を意識して気をつけるのがいいでしょう。
クチャラーに注意したら逆ギレされた！？指摘の方法について
クチャラーは本人にとっては当たり前に慣れた食べ方なので、それを突然「嫌だからやめて！」と指摘されればムッとなる可能性があります。中にはキレられた人も少なくありません。
実際、クチャラーに指摘して逆ギレされた体験談がこちら。
咀嚼音が酷い母親に注意をしたら怒られました。
主にクチャクチャという音と、
歯の当たるコツコツという音です。咀嚼音は一緒に食事をしているとかなりストレスです。
注意と言っても怒ったり嫌味のように言ったわけではありません。
気になるからやめて欲しいって言っただけですが
何故そんなこと言われないといけないのかと逆ギレされました。私はこれからも母親の咀嚼音を我慢して食事しないといけないのでしょうか。
母親からしたら咀嚼音は自覚がないので私が意地悪、嫌味でそんなこと言ってきたと思ってるみたいです。
それも腑に落ちません。
娘が母に注意したパターンですが、相手が年齢的に若いならまだしも、それなりにお年を召した方だと指摘してもこのように意味がない可能性があります。
もう何十年も同じ食べ方をしてきた人が突然「食べ方を治してほしい」と言われて、果たして「わかった」と答えるでしょうか。残念ながらまずありません。長年体に染み付いたものを急に変えるのはもう不可能と言っていいでしょう。
おばさん
管理人
これはただ頑固なだけでなく、お年寄りは『口輪筋』が低下している場合もあるので、そもそも口を閉じて食べるのが難しいのです。
なのでクチャラーを指摘する際は相手が若い場合のみにしましょう。若い人ならまだ意識して治すことができます。
クチャラーは無意識に咀嚼音を出しているので、例えば実際にどれくらいの音が出ているのか、録音して聞かせてあげることで客観的に知ることができます。
また、決してクチャラーとは指摘せずに、何か別の理由をつけて口輪筋を鍛えるよう促してみましょう。詳しくは後述しますが、口輪筋を鍛えることで無意識に口が開きやすくなってしまう（口呼吸になる）のを防ぐことができます。
管理人
相手がクチャラーだった場合に気にしない方法3選
相手がクチャラーでも、なかなか面と向かって「クチャクチャ食べるのやめてよ」なんて言えるものではありません。
相手が身内や親しい人なら冗談交じりで言えるかもしれませんが、飲食店などで近くの人がクチャラーでも注意するのはまず無理でしょう。
そうなると自分で対策するしかないので、おすすめのクチャラー対策を3つご紹介します。
耳栓・イヤホンをする
クチャラー対策でもっとも思いつく方法が耳栓やイヤホンをする方法ではないでしょうか。嫌な音に対してはやはり耳をふさぐのが効果的です。
ただし、飲食店で近くの人の咀嚼音が不快だからといって耳栓をしようとすると、相手によっては
ガラの悪い人
なんて言われる可能性もゼロではありません。個人的にクチャラーはわがままで攻撃的な人が多い印象です。
だからと言って
管理人
とは言えるわけもなく、余計なトラブルを考えると目の前でいきなり耳栓を装着するのはリスクがあります。
なのでその場合は、耳栓より遮音性の高いイヤホンにして音楽を流すのがいいでしょう。イヤホンしながらご飯を食べている人は別に珍しくありません。
耳をふさぐことで自分の咀嚼音が気になってしまう場合もありますが、他人の咀嚼音を聞かされるより100倍マシです。
それとなく席を替えてもらうかテイクアウトにする
これはまだ自分の注文が来るのを待っている状態で、近くの人がクチャクチャ食べ始めた場合の方法です。
さりげなくトイレへ行くふりをして席を立ち、店員さんへ席を替えていいか尋ねるか、もしくはテイクアウトに変更できるか聞きましょう。
食べ始めてから席を替えるのは違和感がある上に面倒なので、注文が運ばれて来る前が勝負です。
また、自分で席を選ぶタイプの店なら、周りにクチャラーっぽい人がいないかよく見極めるのがポイントです。でもあとからクチャラーが近くに来たらジ・エンドなので諦めましょう。
空いている時間帯に行く
そもそも周りに人が多くいるシーンで食事をするのは控えましょう。人が多いということはそれだけクチャラー遭遇率が高くなります。
前述したように私も他人の咀嚼音が気になるタイプの人間なので、外食するときに混む時間帯は絶対に利用しません。ガラガラに空いていたり、なるべく他人と距離が取れるような飲食店を利用するようにしています。
中には「このお店はクチャラーに遭遇したことがない！素晴らしい！」なんて口コミがあったりするので、お店選びも結構重要です。
自分がクチャラーで注意された場合の治し方！口輪筋を鍛えよう
もし自分がクチャラーで相手から注意されてしまったとき、自分では気づいていなかった分やっぱりショックですよね。
指摘されたことに気持ちが沈んでしまうと思いますが、指摘されるということは他の食事の場面でも言われなかっただけで不快感を与えていた可能性があります。
管理人
クチャラーは不快なだけでなく育ちの悪さも印象として与えてしまうので、個人的にも絶対に治した方がいいと思う癖の一つです。
そもそもの原因は無意識に口が開いてしまうことで、これは前述したように口輪筋が大きく影響しています。
口呼吸で生活しているとこの口輪筋が衰えて口元が緩くなってしまうので、普段から鍛えるようにしましょう。
例えばグッズとしてあるのが『PAO（パオ）』というフェイシャルフィットネスで、これを咥えて振ることで頰の筋肉から口輪筋まで顔全体の筋肉を鍛えることができます。
口輪筋だけでなく、顔が老けて見える原因のほうれい線を薄くできたりメリットだらけなので、ぜひプレゼントするなどして試してみてください。
管理人
クチャラーで百年の恋も冷める！それくらい大きな咀嚼音は罪深い
クチャラーが原因で別れるカップルも珍しくありません。中には夫の咀嚼音が耐えられず離婚を考えている人もいます。
それくらいクチャラーは罪深く、生まれつきの身体的な問題などを除いて、本人に自覚がないとか無意識だからとかは関係ありません。相手を不快にさせている以上治すべきことなんです。
「癖なんだよ！仕方ないだろ！」なんて言う人は、例えば満員電車で隣にめちゃくちゃ体臭がキツい人が来たらどうですか？「くせーよ！ケアしろよ！」って思うでしょ？耐えられないでしょ？それと同じですよ。
私が昔働いたことがある会社で、とても仕事ができて女性からも人気の高い男性社員がいたのですが、その人とたまたまお昼を食べるタイミングが重なって衝撃を受けたことがあります。
管理人
ラップでもしながら飯食ってんのかってくらい音がすごくて笑いそうになったことがあります。
私の場合同性なのでただ不快だっただけですが、もし自分が彼女でこんな姿を見せられたら、百年の恋も一瞬で冷めるでしょう。
まとめ
クチャラーに殺意が湧く件について、口を閉じても咀嚼音がするのはなぜなのか、咀嚼音を気にしない方法や自分が注意されたときの治し方をご紹介しましたが、何より厄介なのは相手はまったく悪気がなく無意識でやっている点です（身体的な問題を除いて）
クチャラーはその食べ方が体に染み付いているため注意しても治る可能性が低く、パートナーがこれだと別れる原因や離婚の原因になるほど深刻な問題でもあります。
治す方法としてもっとも試してほしいのは口輪筋を鍛える方法で、口元が緩くなってしまう人は口輪筋を鍛えることで食事中の咀嚼音が改善される可能性があります。意識的に口を閉じようと思っても治らない場合はぜひ試してみてください。
管理人
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